第37回 1998年 「通商産業大臣賞」(2作品)

資生堂アンタイド化粧品

株式会社資生堂インターナショナル


【選評】

この商品は、ガラス工芸を思わせる独創性と新規性を持ち、五感全てを通して消費者に快・刺激を与え、かつ今までにない提案性のあるデザインとなっている。全体をハイライトでまとめ色彩バランスも良く、展示効果も高く、使用時点でも飽きのこないデザインである。

午後の紅茶

キリンビバレッジ株式会社


【選評】

PETボトル入り飲料をインライン成形無菌充填により、ボトルの軽量化に成功した。プリフォーム輸送することで輸送コストが削減可能となり、容器としてLCAが最高のものとなっている。製造を含めてのコストダウンは幅広い検討で実現されている。

CD-ROM出版「JAPAN PACKAGING COMPETITION 40回記念展(大臣賞68点の歴史をつづる)」(JPC元審査委員長・宮崎紀郎千葉大名誉教授ならびに千葉大工学部デザイン工学科視覚伝達デザイン教育研究分野学生=JPC事務局2002年刊=)より転載。