第32回 1993年 「通商産業大臣賞」(2作品)

資生堂フェミニテ・ド・ボア化粧品

株式会社資生堂


【選評】

フェミニテ・ド・ボアは「自然の中の美しさ」をコンセプトに、夢のある美しいパッケージを醸し出している。変形ガラスビンの数々が、木の香りと一緒になって、一つのストーリーを語ってくれるようだ。特にガラス容器のグラデーション仕上げがすばらしい。

1000ml TMO

昭和シェル石油株式会社


【選評】

この商品は、モーターオイル缶の金属から紙容器に転換されたもので、これにより焼却可能となり、ゴミの減量化と、スペースの削減に役立っている。新方式のEP・PAKが使われている環境にやさしいパッケージ。

CD-ROM出版「JAPAN PACKAGING COMPETITION 40回記念展(大臣賞68点の歴史をつづる)」(JPC元審査委員長・宮崎紀郎千葉大名誉教授ならびに千葉大工学部デザイン工学科視覚伝達デザイン教育研究分野学生=JPC事務局2002年刊=)より転載。