【選評】

特殊なスクリュ状の表面処理を施した銅板を素材に選び、柔らかさを強調した金属ケースを使用している。色調はチョコレートのイメージカラーを使い、セピアと金色仕上と共に豪華でやさしさを出している。

【選評】

この容器は、ストレート状の紙容器にアルミふたをシールしたプルタブ方式を使っており、特に飲み口を付けて使い易くしている。デザインもそれぞれの中身にあわせて、シンプルなイラストを入れ、果汁30％入の30をシンボルマークに使い、分かりやすいデザインである。

ＣＤ－ＲＯＭ出版「JAPAN PACKAGING COMPETITION 40回記念展（大臣賞68点の歴史をつづる）」（ＪＰＣ元審査委員長・宮崎紀郎千葉大名誉教授ならびに千葉大工学部デザイン工学科視覚伝達デザイン教育研究分野学生＝ＪＰＣ事務局2002年刊＝）より転載。