ャパンッケージングンペティション

60有余年、JPCは商品パッケージに込められた多彩な「ストーリー」を顕彰し続けてきました。

第63回 2024年 ジャパンパッケージングコンペティション

受 賞 作 品

2024年3月18日発表 作品画像は準備ができ次第、随時アップいたします。※審査会=2024年2月16日

経済産業大臣賞(2点)

「Dashi‐Cha®

味の素株式会社

<選評>

味の素のD2Cサイト専用の新商品。日本人の心に深く結びつく「だし」文化を再解釈し、ドリップ抽出して楽しむ新しい体験を、こだわりを持つ生活者に届ける。ビジュアルはそのコンセプトを伴いながら隅から隅まで精緻に練られ、ユーザーの手元に届いた瞬間、感動をもたらすだろう。個箱として投函できる構造は省包材化の観点で秀逸だ。こうした日本の品格はさらに世界に羽ばたいていくのではないか。


ザ・プレミアム・モルツ、ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール  CO2削減缶

サントリー

<選評>

世界初のリサイクルアルミ材を100%使用した缶を採用した。通常のアルミ缶と比べCO2排出量を約60%削減できるという。樹木と鳥、ブランドロゴを絡めたデザインはこうした取り組みで実現したい世界観を象徴している。市販までには大変な困難があったろう。消費者のリサイクル意識の高さとアルミのリサイクル技術が相まった表れがこの商品だ。日本全体の環境意識を発信する力が非常に高い。

経済産業省製造産業局長賞(2点)

経済産業省商務情報政策局長賞(点)

公益社団法人日本パッケージデザイン協会賞

公益社団法人日本包装技術協会賞

公益社団法人日本マーケティング協会賞

一般社団法人日本プロモーショナル・マーケティング協会賞

一般社団法人日本百貨店協会賞

一般社団法人日本印刷産業連合会会長賞(点)

洋食品部門賞

食品部門賞

中華・エスニック食品部門賞

アルコール飲料部門賞

一般飲料部門賞

化粧品部門賞

化粧雑貨部門賞

一般雑貨部門賞

贈答用品部門賞

地域産業商品部門賞

第“0”回(1961年)~第62回(前回2023年)

歴代受賞作品

受賞者インタビュー(第63回2024年の受賞者が決まり次第お届けいたします)

JPCのルーツ=“第回”は1961年=

JPC(ジャパンパッケージングコンペティション)は、1961年に2人の著名デザイナーが中心となって創設した「パッケージング年鑑賞」がルーツとなっています(これが通算“第回”です)。

最高賞である「通商産業大臣賞」(当時)は翌62年に制定されました。同時に、コンペの名称は「パッケージング展」と改称されています(=これがJPC通算第1回)。通商産業大臣賞は75年(第14回)から、▽「総合的に秀でたもの」1点、▽環境問題、リサイクル、バリアフリー等「社会的機能に特に秀でたもの」1点―の計2点を選ぶこととなりました。

現在の「JPC(ジャパンパッケージングコンペティション)」への模様替えは83年(第22回)に実施されています。通商産業大臣賞は2001年(第40回)から「経済産業大臣賞」に名称変更し、現在まで継続されています。

JPCの開催主旨=商品パッケージのコンペ・展示を実施し、未来の開発への情報提供=

JPC(ジャパンパッケージングコンペティション)は、市場で販売されているコマーシャルパッケージの優秀性を競う商品包装展です。

生活者の安心・安全、さらに環境への関心は極めて高く、供給サイドにおける商品包装への対応は、企業の社会的責任とともに、一層重要になっています。

市場からは多様化するニーズに応えた、機能的で創造性のある、そして社会に調和したパッケージ開発が求められています。

JPCは、商品化されたパッケージを広く募集し、コンペティションを実施し、優秀な作品を展示することで、今後のパッケージ開発への情報を提供し、社会に貢献したいと考えています。

主催

後援

経済産業省、公益社団法人日本パッケージデザイン協会、公益社団法人日本包装技術協会、公益社団法人日本マーケティング協会、一般社団法人日本プロモーショナル・マーケティング協会、一般社団法人日本百貨店協会

協賛 平和紙業株式会社

事務局 木村企画