第15回 1976年 「通商産業大臣賞」(2作品)
第15回 1976年 「通商産業大臣賞」(2作品)
第64回2025年JPCの審査結果を掲載いたしました(2025年3月13日13時発表)
株式会社アルビオン
アートディレクター:細谷直美
デザイナー:細谷直美 錦織章三 永井孝子
制作会社:上六印刷株式会社 竹内工業株式会社 吉田産業株式会社 株式会社鈴竹 有限会社篠原商店
【選評】
ブランドの基本色のセピアと金色の配色が新鮮であり高級イメージを出している。外函はマーブルパターンを用い、銀マットフォイルにセピアカラーを使い、容器のイメージとの統一性を強調している。大変難しい色の組合わせをトライしながら上手にデザインをまとめている。
株式会社資生堂
計画推進:資生堂公害対策委員会 資生堂研究所
考案者:資生堂研究所材料研究室 尾立良次主任研究員 宮原裕一研究員
制作会社:日本ピグメント株式会社 協和製函株式会社 釜屋化学工業株式会社
【選評】
廃棄される合成樹脂は年々増えている。燃やすと炉を傷め、埋め立てる場合でも腐敗しないなど、様々な社会的問題が生じている。この問題解決のため光崩壊樹脂を開発した。環境問題に対する新しい提案として高く評価できる。
CD-ROM出版「JAPAN PACKAGING COMPETITION 40回記念展(大臣賞68点の歴史をつづる)」(JPC元審査委員長・宮崎紀郎千葉大名誉教授ならびに千葉大工学部デザイン工学科視覚伝達デザイン教育研究分野学生=JPC事務局2002年刊=)より転載。