ャパンッケージングンペティション

60有余年、JPCは商品パッケージに込められた多彩な「ストーリー」を顕彰し続けてきました。

第64回2025年ジャパンパッケージングコンペティション

審 査 結 果 発 表<速 報>

作品画像は順次掲載いたします。

<審査会:2025年2月14日開催>

経済産業大臣賞(2点)

カップヌードル カプヌのエモい出パッケージ

日清食品株式会社<初>

<選評>

カップヌードルは「発明」されてから53年がたったという。多くの人が何食も食べてきた中で、心温まる思い出がたくさんあるだろう。そんなエピソードを全国から寄せてもらい、100種類の「エモい出」をカップにデザインした。ロゴに似た見慣れた書体を1文字ずつ作って表現しており、デザインに無理がない。展開が斬新でプロモーショナルな企画となった。100の別々のデザインカップを製造するという日清の技術の力も素晴らしいのだと思う。 

CookDo®(中華・韓国醤調味料)熟成豆板醤/コチュジャン/担々醤/甜面醤

味の素株式会社<3年連続5回目>

<選評>

チューブ・瓶タイプともにリニューアルされた。チューブタイプは触っただけで薄さと柔らかさを実感できる新素材が採用された。プラスチック量が50%削減されつつ、最後まで中身を絞り出しやすくなっている。安全性第一の食品パッケージの一段の進化を感じさせられた。裏面の一部を透明にして残り量が一目で分かる工夫もある。デザインはキャッチコピーの「無限に使える」より「∞」の記号を目のようにあしらい、店頭でも印象的だろう。 

経済産業省製造産業局長賞(2点)

経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞点)

公益社団法人日本パッケージデザイン協会賞

公益社団法人日本包装技術協会賞

公益社団法人日本マーケティング協会賞

一般社団法人日本プロモーショナル・マーケティング協会賞

一般社団法人日本百貨店協会賞

一般社団法人日本印刷産業連合会会長賞(点)

洋菓子部門賞

和菓子部門賞

食品部門賞

中華・エスニック食品部門賞

健康食品部門賞

一般飲料部門賞

衣料品部門賞

化粧品部門賞

化粧雑貨部門賞

一般雑貨部門賞

電気機器部門賞

贈答用品部門賞

POP部門賞

地域産業商品部門賞

ペット用品部門賞

外国人向け商品部門賞

ベビー用品部門賞

第63回2024年JPC加藤審査委員長スピーチ.mp4

第63回2024年「授賞式」 審査講評 2024年5月31日開催 2024/10/17up

加藤 芳夫 審査委員長

(大阪芸術大学客員教授・クリエイティブディレクター)

第“0”回(1961年)~第63回(最新2024年)

歴代受賞作品

JPCのルーツ=“第回”は1961年=

JPC(ジャパンパッケージングコンペティション)は、1961年に2人の著名デザイナーが中心となって創設した「パッケージング年鑑賞」がルーツとなっています(これが通算“第回”です)。

最高賞である「通商産業大臣賞」(当時)は翌62年に制定されました。同時に、コンペの名称は「パッケージング展」と改称されています(=これがJPC通算第1回)。通商産業大臣賞は75年(第14回)から、▽「総合的に秀でたもの」1点、▽環境問題、リサイクル、バリアフリー等「社会的機能に特に秀でたもの」1点―の計2点を選ぶこととなりました。

現在の「JPC(ジャパンパッケージングコンペティション)」への模様替えは83年(第22回)に実施されています。通商産業大臣賞は2001年(第40回)から「経済産業大臣賞」に名称変更し、現在まで継続されています。

JPCの開催主旨=商品パッケージのコンペ・展示を実施し、未来の開発への情報提供=

JPC(ジャパンパッケージングコンペティション)は、市場で販売されているコマーシャルパッケージの優秀性を競う商品包装展です。

生活者の安心・安全、さらに環境への関心は極めて高く、供給サイドにおける商品包装への対応は、企業の社会的責任とともに、一層重要になっています。

市場からは多様化するニーズに応えた、機能的で創造性のある、そして社会に調和したパッケージ開発が求められています。

JPCは、商品化されたパッケージを広く募集し、コンペティションを実施し、優秀な作品を展示することで、今後のパッケージ開発への情報を提供し、社会に貢献したいと考えています。

主催

後援

経済産業省、公益社団法人日本パッケージデザイン協会、公益社団法人日本包装技術協会、公益社団法人日本マーケティング協会、一般社団法人日本プロモーショナル・マーケティング協会、一般社団法人日本百貨店協会

協賛 平和紙業株式会社

事務局 木村企画