第36回 1997年 「通商産業大臣賞」(2作品)
第36回 1997年 「通商産業大臣賞」(2作品)
第64回2025年JPCの審査結果を掲載いたしました(2025年3月13日13時発表)
東芝ライテック株式会社
アートディレクター:三竹基弘
デザイナー:三竹基弘 新井デザイン事務所 新井利之
制作会社:株式会社新和製作所
【選評】
パッケージをコミュニケーション媒体として活用した、独創性と新規性の高いデザインである。“生鮮食料品を新鮮に見せるランプです。”“植物の成長に効果的なランプです。”といった用途別キャッチフレーズが消費者に親切で分かりやすい。色彩バランスも素晴らしく、マーケティングとパッケージの一体化が評価できる。
ライオン株式会社
アートディレクター:橋本茂
デザイナー:進藤宣詔 前田文秋 斉藤純一
制作会社:大日本印刷株式会社 王子製紙株式会社
【選評】
環境対応とコストダウンを実現したライオンの洗剤用新紙容器。従来のダンボール付きシールカートンに代わる低コストで環境にやさしく、既存の包装ラインを活用できる生産性の高い紙層間剥離法の新規性ある紙製容器である。また計量スプーンは現行のプラスチックスプーンから組み立て式紙スプーンを考案したことが良い。
CD-ROM出版「JAPAN PACKAGING COMPETITION 40回記念展(大臣賞68点の歴史をつづる)」(JPC元審査委員長・宮崎紀郎千葉大名誉教授ならびに千葉大工学部デザイン工学科視覚伝達デザイン教育研究分野学生=JPC事務局2002年刊=)より転載。